小出シンバルが独自に開発した"センシティブ・アロイ"を採用。クラシック音楽向けに開発したシリーズです。
シンバルの新素材"センシティブ・アロイ"
小出シンバルが独自に開発した、シンバルのための新しい合金です。シンバルの素材であるブロンズ合金は、銅に錫(スズ)を加えて硬さを調整します。錫の含有量が多いほど硬い合金ができますが、硬すぎると、ガラスのように脆くなってしまいます。市場にもっとも多く流通するシンバルは「B20」として知られているブロンズで、銅80%+錫20%という配合率。この錫の量を極限まで上げて完成したのが"センシティブ・アロイ"です。
そしてその極限まで硬くした素材から表出する音は、驚くべきことに、素早い反応の、実に上品な軟らかい音色でした。音の粒子が空気に触れて化学反応を起こしているかのような、空気との融合感。充分な音圧を伴った遠達性。この新しい素材から生まれる音を、是非一度お試しください。